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広島県江田島市|空き家・実家の所有者向け

江田島市の空き家売却で
知っておきたいこと

相続・片付け・費用・補助制度を、まとめて整理。

相続登記が未了、家財が残っている、古くて売れるか分からない。江田島市の空き家を売却・管理・解体する前に確認したい情報を、地域の宅建士・二級建築士が解説します。

相続・名義登記前に確認すること
建物・土地境界、接道、未登記、家財
費用・制度税金、補助、空き家バンク
江田島市の空き家|3問簡易診断

いま優先して確認することを、
3つの状況から整理。

診断結果は一般的な目安です。入力内容はブラウザ内だけで処理され、自動で送信・保存されることはありません。

※個別の法務・税務・価格判断を行う診断ではありません。最終判断は資料と現地の確認後に行います。

先に結論

片付けや解体を先にせず、まず「名義・土地・建物・費用」を確認します。

空き家は、同じ江田島市内でも接道、境界、建物状態、残置物、相続人の人数によって進め方が変わります。先に大きな費用をかけると、補助制度の対象外になったり、買主の選択肢を狭めたりすることがあります。現状を確認し、売却・空き家バンク・賃貸・管理・解体を比較してから順番を決めることが大切です。

執筆・監修:守本怜矢(宅地建物取引士・二級建築士)|最終更新:2026年9月29日
江田島市の空き家で多い相談

問題が一つではないから、
順番の整理が重要です。

実家や空き家の売却では、家だけでなく、相続人、土地、家財、近隣、税金の問題が重なります。次のような状態でも、すべてを解決してから不動産会社へ行く必要はありません。

01
相続人や名義が分からない
登記が親・祖父母名義のまま、遺産分割が途中。
02
家財や仏壇が残っている
何を残し、いつ処分するか決まっていない。
03
遠方から管理している
草木、雨漏り、台風後の確認が十分にできない。
04
古くて売れるか分からない
耐震性、再建築、解体費用に不安がある。
05
境界や接道が不明
測量図がない、私道に面している、隣地との境が曖昧。
06
農地や山林も付いている
宅地以外の土地が一緒で、手続や管理方法が分からない。
大切なのは、先に片付けることではなく、何が売却の条件になるかを把握すること。
空き家をどうするか

売却だけでなく、
4つの方向を比較します。

家族の意向、管理負担、建物状態、立地、市場性を確認し、保有し続ける費用も含めて考えます。

選択肢 1

現状のまま売却する

家財や修繕が残っていても、条件を明示して販売できる場合があります。

  • 初期費用を抑えやすい
  • 買主側の改修余地を残せる
  • 建物状態と残置物の説明が重要
選択肢 2

空き家バンクを活用する

江田島市への移住・定住希望者に物件情報を届ける公的な仕組みです。

  • 地域に関心のある人へ届きやすい
  • 登録条件や必要書類の確認が必要
  • 契約実務は担当する不動産業者等と進める
選択肢 3

貸す・管理を続ける

将来自分や家族が使う可能性がある場合は、売らずに保有する方法もあります。

  • 修繕、保険、管理の継続費用を見込む
  • 賃貸には設備・契約・入居者対応が必要
  • 空室期間の劣化と草木管理に注意
選択肢 4

解体して土地として売る

老朽化が進んだ建物では選択肢になりますが、解体を先行する前に比較が必要です。

  • 解体費・残置物・地中埋設物を確認
  • 再建築できる土地か確認
  • 住宅用地の固定資産税の扱いが変わる可能性
さとまる不動産の成約例

古い家も、
荷物がある家も、
車が入らない家も。

実際に扱った空き家の一部です。どの家にも課題がありましたが、先に大きな費用をかけず、状態を正直に伝えて買い手を探しました。

2026年5月 成約|江田島市能美町

母屋と離れ、畑つきの古民家
(売出価格100万円)

状態
母屋は築90年前後、離れは平成7年築
課題
未登記部分と畑(264㎡)がある
売り方
現況のまま。空き家バンクとアットホームに掲載

未登記部分と畑があるため、名義の移転まで2か月前後かかる可能性があることを最初から伝えました。給湯器を交換する前提(15万円前後)であることも、あらかじめ伝えて販売しています。

物件紹介の記事を見る ↗
2026年1月 成約|江田島市江田島町

江田島湾を見下ろす、築100年程度の平家
(売出価格350万円)

状態
屋根は約20年前に葺き直し済み
課題
旧耐震で住宅ローンを使いにくい可能性。仏壇が残っている
売り方
仏壇は成約後に撤去する条件で売り出し

建築士の目で屋根や井戸ポンプの状態を確認し、改修費の目安(約150万円)まで示して販売しました。家財や仏壇を先に全部片付けなくても売り出せた例です。

物件紹介の記事を見る ↗
2026年4月 成約|呉市音戸町

車が入れない高台の母屋と離れ
(売出価格50万円)

状態
母屋は築100年程度、離れは昭和62年築
課題
建物の前まで車で入れない。接道条件から再建築できない可能性
売り方
条件を正直に伝え、現況のまま販売

「古くて、車も入らず、建て替えも難しいかもしれない」という家でも、景色や使い方を具体的に伝えることで買い手が見つかりました。

物件紹介の記事を見る ↗
“

「本当に買って大丈夫?」で止まりかけた取引

古民家に離れがつながった家で、買主さんは水回りの改修費を心配して購入を迷っていました。そこで売主さんと買主さんに顔を合わせていただき、水回りの業者さんにも現地に来てもらって、その場で見積もりを取りました。

お互いの思いと譲れる範囲を話し合い、最終的には双方が納得できる価格で合意できました。取引のあと、売主さんと買主さんの交流も始まっています。 この取引の話(note)↗

江田島市の空き家は、いくらで売り出されている?

2026年1月〜9月にさとまる不動産がnoteで公開した江田島市内の戸建ては、約7割が売出価格500万円以下でした(100万円〜2,780万円)。古家付きの土地や農地では、50万円以下の物件もあります。

査定額が低く出やすい古い家でも、売れないとは限りません。ただし価格は立地・接道・建物の状態で大きく変わるため、一件ずつ確認します。※売出価格のため、成約価格とは異なる場合があります。 最新の物件情報(note)↗

自分の家の場合はどうなる?相談は無料です。売ると決めていなくても大丈夫です。

空き家売却で先にしない方がよいこと

良かれと思った準備が、
選択肢を減らすことがあります。

物件ごとに正解は異なります。費用の大きい作業や法的な判断は、売却条件と制度を確認してから進めます。

01

補助申請前に片付けや工事を始める

江田島市の補助制度は事前申請が必要です。契約・発注・処分を先に行うと対象外になる場合があるため、市へ確認してから着手します。

02

査定前に建物を解体する

建物を活用したい買主を逃す可能性があり、解体費や固定資産税の扱いも変わります。現状売却との手取り比較を先に行います。

03

古い契約書や領収書を捨てる

購入時の売買契約書、建築費、仲介手数料などの資料は譲渡所得の取得費に関係します。家財処分前に書類を分けて保管します。

04

雨漏りや不具合を伝えない

分かっている不具合は、契約条件と一緒に整理して説明します。隠して売ると、引き渡し後の契約不適合をめぐるトラブルにつながります。

05

査定価格だけで売り方を決める

高い査定でも、測量・修繕・解体・長期管理が必要なら手取りは変わります。費用、期間、条件を含めて比較します。

06

相続人への確認なしで話を進める

相続人が複数いる場合は、売却方針や価格について早めに共有します。契約直前の意見相違を避けるため、連絡状況も整理します。

相談時に確認すること

全部そろっていなくても大丈夫。
分かるものから確認します。

資料が見つからない場合も、そのことを含めてご相談ください。最初の相談では、次の情報があると状況を整理しやすくなります。

家と土地の基本情報

  • 物件の所在地
  • 固定資産税の納税通知書
  • 登記事項証明書や権利証など、手元にある資料
  • 増築・未登記部分、農地、山林の有無

名義・相続の状況

  • 現在の名義人
  • 相続人になりそうな方
  • 相続登記や遺産分割協議の進み具合
  • ご家族それぞれの意向

建物と家財の状態

  • 最後に人が住んでいた時期
  • 雨漏り、傾き、設備故障など気になる点
  • 家財・仏壇・農機具などの残置物
  • 草木や近隣への影響

これからの希望

  • 売却を急ぐか、時間をかけられるか
  • 家を残したいか、解体も検討できるか
  • 現地へ行ける頻度
  • 費用面で不安なこと

※必要な書類や手続きは物件ごとに異なります。ここにある項目を、相談前にすべて準備する必要はありません。

相続した空き家と名義

売却の前に、
誰が所有者かを確認します。

亡くなった方の名義のままでは、そのまま売却の所有権移転登記を進められません。戸籍、遺言、遺産分割協議などから相続関係を確認し、売却する人へ名義を整えます。

相続登記は2024年4月から義務化

不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内の申請が原則です。2024年4月より前に発生した相続で未登記の場合も対象となり、原則として2027年3月31日までの対応が必要です。

遺産分割が終わっていない場合

相続人が複数いるときは、誰が不動産を取得するかを整理します。連絡が取れない相続人、認知症、未成年者、海外在住者がいる場合は、早めに司法書士・弁護士等へ相談します。

相続人申告登記と売却は別

相続人申告登記は、相続登記の申請義務を簡易に履行するための制度です。これだけでは売却のための名義変更にはならず、売却前には別途相続登記が必要です。

取得時の資料を探しておく

購入時の売買契約書、領収書、建築費の資料は、将来の譲渡所得の計算に関係します。見つからなくても売却相談はできますが、家の書類は処分前に確認してください。

公的な根拠を確認する

相続登記や必要書類はケースにより異なります。法務省の最新案内を確認し、実際の申請は司法書士や法務局へ相談してください。

法務省「相続登記の申請義務化について」↗ 法務省「相続人申告登記について」↗

江田島市の古い家・土地

価格査定の前に確認したい、
土地と建物のポイント。

空き家の売りやすさは、築年数だけでは決まりません。買主が利用・改修・再建築できるかを判断できるよう、次の情報を整理します。

土地

接道・私道・再建築

敷地がどの道路にどれだけ接しているか、道路の種別、私道の通行・掘削承諾などを確認します。建て替えの可否に関わる重要な項目です。

土地

境界・面積・越境

境界標、地積測量図、ブロック塀、屋根や樹木の越境を確認します。測量が必要かどうかは、売却条件や買主との合意によって変わります。

建物

未登記建物・増築

離れ、倉庫、増築部分が登記と一致しないことがあります。固定資産税の資料、登記事項証明書、現況を照合し、必要な手続を検討します。

建物

雨漏り・傾き・設備

雨漏り、シロアリ、傾き、給排水、浄化槽、井戸など、分かっている状態を整理します。隠さず伝えることが、引き渡し後のトラブル予防につながります。

家財

残置物・仏壇・危険物

一般ごみ、家電、農機具、灯油、消火器などで処分方法が異なります。売却前に全部撤去するか、買主と残置物の扱いを合意するかを決めます。

付属地

農地・山林・複数筆

宅地と一緒に農地や山林が付く場合、農地法上の手続、境界、管理負担を別に確認します。登記上の地目と現況が違う場合もあります。

江田島市での現地確認

島の空き家で、
現地を見て確認する7項目。

江田島町・能美町・沖美町・大柿町のどこにある物件でも、住所だけでは分からない条件があります。机上査定だけで結論を出さず、現地と公的資料を照合します。

01

車が敷地まで入れるか

前面道路の幅、曲がり角、傾斜、駐車場所を確認します。軽自動車しか入れない道や、道路から階段で上がる家では、家財搬出や工事の条件も変わります。

02

道路の種類と再建築

見た目が道でも建築基準法上の道路とは限りません。接道、私道持分、通行・掘削承諾、セットバックの必要性を資料と現地で確認します。

03

斜面・擁壁・石積み

敷地周囲の崖、擁壁、石積み、排水の状態を確認します。ひび割れや膨らみだけでなく、所有範囲や管理者も確認対象です。

04

土砂・津波・高潮など

土砂災害、洪水、ため池、地震、津波、高潮の想定区域を確認します。ハザード情報だけで家の状態を断定せず、現況と避難経路も併せて見ます。
江田島市web版ハザードマップ ↗

05

水道・排水・浄化槽・井戸

上水道の使用状況、排水先、浄化槽の種類と維持管理、井戸の有無を確認します。長期間使っていない設備は、通水前に漏水等へ注意します。

06

台風後の建物と庭

屋根、雨樋、雨漏り、窓、飛散物、倒木、道路へ張り出した枝を確認します。遠方所有の場合は、災害後に現地確認できる連絡体制を決めます。

07

宅地と農地・山林の組合せ

複数筆の土地、農地、山林、共有地が一緒の場合は、全部を同時に売るか分けるかを検討します。農地法の手続や境界確認に時間がかかることがあります。

+

4町すべて、物件ごとに判断

同じ町内でも海沿い・山側・平地で条件は異なります。「江田島だから一律」ではなく、登記・道路・ハザード・建物状態を一件ずつ確認します。

空き家売却の費用と税金

売却価格だけでなく、
手取り額で比較します。

必要な費用は物件によって違います。査定額から何を差し引く可能性があるか、契約前に項目を洗い出します。

空き家売却で発生する可能性がある主な費用
費用・税金どんなときに必要か確認するポイント
仲介手数料不動産会社の仲介で売買契約が成立したとき売買価格に応じた上限と支払時期を確認。800万円以下の空き家等は、事前の説明と合意のうえで上限33万円(税込)とする特例あり(2024年7月〜)
登記費用相続登記、住所・氏名変更、抵当権抹消、未登記建物など司法書士・土地家屋調査士へ依頼する範囲と登録免許税
測量・境界境界が不明、面積差、買主や金融機関から確定を求められる場合現況測量か確定測量か、隣接地所有者との立会い
家財処分・草刈り残置物が多い、庭木が越境している、内覧できない場合市の補助対象、一般廃棄物収集運搬業の許可、処分範囲
修繕・解体安全確保や売却条件として必要な場合先に工事せず、売却価格への効果・補助要件・地中埋設物を比較
印紙税・譲渡所得税売買契約書の作成、売却益が生じる場合取得費・譲渡費用・所有期間・利用できる特例を税理士等へ確認

相続した空き家の3,000万円特別控除

一定の要件を満たす相続空き家を売却した場合、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる特例があります。2026年4月1日現在の国税庁案内では、対象となる譲渡期間は2027年12月31日までです。昭和56年5月31日以前の建築、売却額、相続人の数、耐震・解体の時期など複数の条件があるため、売却や解体の前に確認してください。

国税庁「被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」↗

江田島市で確認書の交付を相談する窓口:被相続人居住用家屋等確認書について、広島県の相談窓口一覧では江田島市税務課(0823-43-1636)が案内されています。適用可否や税額は税務署・税理士へ確認してください。
注意:ここに記載した内容は一般的な整理です。税額・適用要件・登記手続は個別事情で変わるため、税務署、税理士、司法書士等へ確認してください。

自分の家だと、手元にいくら残る?片付け・解体・測量などの費用の目安を、進める前にお伝えします。

誰に相談するか

空き家の問題ごとに、
専門家の役割が違います。

一つの相談先だけですべてを判断するのではなく、売却全体の窓口を決め、必要な専門家へつなぎます。

空き家売却の相談先早見表
相談先主に相談する内容相談するタイミング
不動産会社価格査定、売り方、空き家バンク、販売条件、買主募集、売買契約片付け・修繕・解体に着手する前
司法書士相続登記、住所・氏名変更、抵当権抹消、遺産分割に伴う登記名義人や相続関係が分からないとき
土地家屋調査士境界、測量、建物表題登記、未登記建物、増築部分登記と現況の違い、境界不明が見つかったとき
税務署・税理士譲渡所得、取得費、3,000万円特別控除、確定申告売却条件や解体時期を決める前
江田島市補助制度、空き家バンク、管理不全・危険家屋、ハザード情報契約・発注・処分の前
建築士・工事業者建物状態、修繕、耐震、解体、見積り現状売却と工事後売却を比較するとき
一般廃棄物収集運搬業者家財、粗大ごみ、処分方法、搬出条件補助要件と残す物を確認した後
ポイント:最初に「誰が全体を整理するか」を決めると、同じ説明を何度も繰り返したり、手続の順番が前後したりすることを防ぎやすくなります。
空き家を売却する流れ

相談から引き渡しまで、
7つの確認段階。

STEP 1

家族の意向と期限を確認

売却、保有、賃貸、解体の希望、相続人間の意向、いつまでに整理したいかを確認します。

STEP 2

名義と相続関係を確認

登記事項証明書、固定資産税資料、戸籍、遺言、遺産分割協議の状況を確認します。

STEP 3

土地・建物・家財を現地確認

接道、境界、越境、未登記、劣化、設備、残置物、農地・山林の有無を整理します。

STEP 4

価格・費用・売り方を比較

現状売却、片付け後、修繕、解体、空き家バンクなどを、手取りと期間の両面で比較します。

STEP 5

販売資料と告知内容を整える

物件写真、図面、設備、建物状態、法令上の制限、引き渡し条件を整理して売り出します。

STEP 6

条件調整・売買契約

価格、残置物、境界、修繕、契約不適合責任、引き渡し日などを合意し、重要事項説明と契約を行います。

STEP 7

決済・引き渡し・確定申告

代金受領と所有権移転、鍵や関係書類の引き渡しを行い、必要に応じて翌年に譲渡所得の確定申告をします。

売却までの空き家管理

決まるまでの間も、
放置しないことが大切です。

空き家は換気不足、雨漏り、害虫、草木、台風などで状態が変わります。売却活動中も定期的に確認し、近隣へ影響が出る前に対応します。

定期的に見る場所

屋根・雨樋・外壁、室内の雨漏り、通水、郵便物、庭木、害虫、門扉、窓の施錠を確認します。災害後は早めの点検が重要です。

保険と連絡先

空き家になると火災保険等の条件が変わることがあります。保険会社へ利用状況を伝え、緊急時に連絡を受けられる状態にします。

管理不全空家・特定空家

適切な管理がされず、市区町村から指導・勧告を受ける状態になると、住宅用地の固定資産税の軽減措置が受けられなくなる場合があります。

遠方所有の場合

鍵の保管者、点検頻度、草刈り、郵便転送、近隣からの連絡先を決めます。現地へ行けない期間が長い場合は管理サービスも比較します。

江田島市の空き家制度

江田島市の空き家補助金・
相談窓口・空き家バンク

公的制度は、工事や処分を始める前の申請が必要な場合があります。対象物件、対象者、市税の滞納、業者要件、実績報告期限などを確認してください。

江田島市の空き家相談窓口

売却・賃貸、相続、草木の繁茂、倒壊のおそれ、相談先が分からない場合など、空き家全般の相談を受け付けています。都市整備課:0823-43-1647。

江田島市公式ページを見る ↗

江田島市空き家バンク

移住・定住希望者等へ空き家情報を届ける制度です。登録できる物件か、一般の仲介と併用できるか、担当窓口・不動産業者へ確認します。

空き家バンク物件を見る ↗

相続登記・家財処分の補助金

2026年度の市案内では、要件を満たす場合、相続登記等と家財処分はそれぞれ対象経費の2分の1・上限5万円。予定件数・予算があります。

最新の補助制度を確認 ↗

補助申請より先に、契約・着手・処分をしない

補助制度は、申請前に業者へ発注したり家財を処分したりすると対象外になる場合があります。また、家財処分補助では市内に事務所がある一般廃棄物収集運搬業許可業者などの条件があります。必ず市へ事前確認してください。

制度名・金額・対象要件・募集状況は年度や予算によって変わります。2026年9月29日時点の江田島市公式情報を参照しています。申請前には必ず最新案内をご確認ください。
この記事の執筆・監修

江田島市を拠点に、
空き家と建物を見ています。

二級建築士建物を見る専門性
宅地建物取引士不動産取引の専門性
古民家鑑定士1級古い家の価値を読む
元・江田島市地域おこし協力隊2022〜2025年
さとまる不動産代表の守本怜矢

執筆・監修:守本怜矢

株式会社miluma代表取締役、さとまる不動産。宅地建物取引士、二級建築士、古民家鑑定士1級、MBA(専門職)。尾道市向島出身。大学で中山間地域の古民家と地域コミュニティを研究し、建築事務所で設計・施工管理を経験。2022〜2025年に江田島市地域おこし協力隊として活動し、2024年に株式会社milumaを設立しました。空き家・古民家・実家・相続物件を中心とした売買仲介に取り組んでいます。本ページは一般的な情報提供を目的とし、個別の法律・税務判断は各専門家へ確認します。

空き家売却の用語集

相談時によく出る言葉を、
短く整理。

正式な要件や判断は個別事情で変わります。ここでは最初の相談で意味をつかむために簡潔に説明します。

用語集を開く(12語)
相続登記
相続した不動産の名義を、亡くなった方から相続人へ変更する登記。売却前に必要です。
相続人申告登記
相続登記の申請義務を簡易に履行する制度。これだけでは売却できる名義にはなりません。
接道
敷地が道路に接している状態。道路の種類や接する長さは、建て替えの可否に関係します。
セットバック
幅の狭い道路に面する土地で、建て替え時などに道路中心から一定距離を後退すること。
境界
隣地や道路との土地の境目。境界標、測量図、所有者間の確認状況を整理します。
越境
屋根、塀、配管、樹木などが隣の土地へ出ている、または隣から入っている状態。
未登記建物
現地に存在するものの建物登記がされていない建物。離れや倉庫、増築部分で見つかることがあります。
残置物
売主が建物内外に残した家財、家電、農機具など。契約で撤去範囲と引き渡し条件を決めます。
契約不適合責任
引き渡した物件が契約内容に合わない場合に生じる売主の責任。既知の不具合を整理して契約へ反映します。
空き家バンク
自治体等が空き家情報を紹介する制度。契約条件の調整や重要事項説明は担当する不動産業者等と進めます。
管理不全空家
放置すると特定空家になるおそれがある空き家。指導・勧告の対象になる場合があります。
譲渡所得
不動産の売却収入から取得費や譲渡費用等を差し引いて計算する所得。確定申告が必要になる場合があります。
江田島市の空き家売却Q&A

所有者からよくある疑問を、
まとめて確認。

相談に費用はかかりますか?
相談は無料です。売ると決めていない段階でも大丈夫です。片付けや測量など費用がかかる作業は、内容と金額の目安をお伝えしてから進めます。
まだ売るか決めていません。それでも相談できますか?
はい。売却を前提にせず、管理を続ける場合の負担、賃貸、空き家バンク、解体を含めて選択肢を整理できます。
相続登記が終わっていなくても大丈夫ですか?
相談は可能です。ただし亡くなった方の名義のままでは売却の所有権移転を進められないため、相続人と遺産分割の状況を確認し、売却前に相続登記を行います。
家の中に荷物が残っています。
残った状態で現地確認できます。先にすべて処分せず、残す物、処分する物、買主との合意で残置できる物を分けます。江田島市の家財処分補助を利用する場合は、処分前に申請条件を確認してください。
古い家や傷みのある家でも売却できますか?
売却できる可能性があります。さとまる不動産では、築100年程度の家や、車が入れず再建築できない可能性がある家でも、売出価格50万円〜350万円で成約した例があります。建物を残して売る、修繕する、解体して土地として売るなど、接道・境界・建物状態・費用を比較して判断します。
解体してから売った方がよいですか?
先に解体すると建物を活用したい買主を逃したり、住宅用地の税負担が変わったりする可能性があります。解体費と売りやすさを比較してから判断します。
空き家バンクと不動産会社への売却相談は何が違いますか?
空き家バンクは地域への移住希望者等に物件情報を届ける公的な仕組みです。価格査定、契約条件の調整、重要事項説明などの取引実務は、担当する不動産業者等と進めます。
遠方に住んでいても売却を進められますか?
現地確認、鍵、書類、本人確認、契約方法を事前に整理することで進められる場合があります。物件ごとに必要な来訪回数は異なります。
農地や山林が一緒に付いていても相談できますか?
相談できます。ただし農地は農地法上の手続、山林は境界や管理状況など、宅地とは別の確認が必要になることがあります。
空き家の売却にはどんな費用がかかりますか?
仲介手数料、登記費用、測量費、家財処分費、解体費、契約書の印紙税、譲渡所得税などが考えられます。必要項目は物件と売却条件によって異なります。
対応エリアはどこですか?
江田島町・能美町・沖美町・大柿町の江田島市全域に対応しています。呉市など周辺エリアもご相談いただけます。まずは物件所在地をお知らせください。
最初の一歩は、話すことから

「こんな状態でも大丈夫?」
からで構いません。

売ると決めていなくても、資料が揃っていなくても大丈夫です。分かる範囲で、今の状況を教えてください。

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